見積~設置完了までの流れ
太陽光発電の導入をお考えの方のために、見積りの依頼から、設置、そして利用開始までの流れをまとめてみました。
見積り・契約
まずは、工務店などの業者に太陽光発電の設置見積りを依頼します。
見積りのために、現地調査が行われます。現地調査を行い、施工図面をつくってくれることが多いと思います。その上で、どのようにパネルの配置の提案、そしてシステムを設置した場合の発電シミュレーションを出してくれます。
その上で、設置・導入のための見積りが出ます。予算のことだけでなく、設置する部品のメーカー、工事料金、アフターフォローなど、気になることは確認しておきましょう。
見積りを確認したら、設置条件や工期、支払い条件などを確認して、契約書を交わします。
工事
契約が済み次第、設置工事が始まります。屋内の工事が必要になるケースもあるので、設置場所や工事個所を事前にしっかり相談しておくとよいでしょう。
ここでは、屋根への設置工事の流れをご紹介します。
- 瓦を外す
- ベース補強板の取り付け
- 台座付き瓦の取り付け
- 横桟の取り付け
- ケーブル工事
- 太陽光モジュール設置
- パワーコンディショナなどの周辺機器の設置
気象条件にも左右されますが、実際の工事には1~3日ほどかかります。
電力会社への連絡
工事をするにあたり、工事会社が電力会社に連絡をしてくれます。これが売買電の申し込み手続きの第一段階となります。
電力会社との契約・稼働開始
設置工事が無事に終わり、竣工確認が済んだら、電力会社に電力の受給契約を申請します。電力を受け取るだけの契約とは異なる形態となるので、新しく契約を結びなおすことになります。電力会社によりますが、手続きの完了には2週間~2か月ほどかかると言われています。
確認・検査
実際の稼働の前に、系統連携システムが稼働するかどうか、工事会社と一緒に確認します。また、電力会社による最終検査も行われます。
これらの確認・検査が完了し、電力会社との契約変更が済めば、太陽光発電の利用開始となります。